Pensando分散サービスプラットフォームは、HPEサーバーのテレメトリ転送速度を高速化し、アプリケーションパフォーマンスに影響を与えずに、ネットワークやストレージをリアルタイムに観測し情報を入手できるようにします。
サーバーエッジで常時動作しているテレメトリを活用すると、プロアクティブなエンドツーエンドのトラブルシューティングや問題報告、ダウンタイムの削減、平均復旧時間 (MTTR) の大幅な短縮が可能になります。

Pensando分散サービスプラットフォームは、HPEサーバー上のKVM/Hyper-Vおよびコンテナ化アプリケーション階層をそれぞれ切り離し、Pensando分散サービスカード (DSC) により、各マシンに「ゼロトラストセキュリティ」の状態を作り出します。
VM、コンテナー、またはワークロードごとのマイクロセグメンテーションを、ホストに基づく脆弱性とは完全に切り離したDSPサブシステムに適用できます。

Pensando DSPは、データセンター内のサーバーへのポリシー適用、および許可リストに基づくサーバー間の通信を可能にします (水平方向のセキュリティ)。
Pensando DSCは、一元管理されたエンタープライズクラスのステートフルファイアウォールを各サービスエッジで実行します。
最新のファイアウォール機能には、アプリケーションレイヤーゲートウェイ (ALG)、パケットベースのDDoS攻撃からの保護 (フラッド、TCP、SYN、フラグメント化、Ping-of-Death (PoD) など) が含まれます。

Pensando DSPは、水平方向のステートフルファイアウォールなど、関係のないネットワーク機器やセキュリティ機器を排除します。
多くのアプライアンスを経由しネットワークを回り道することで生じる複雑さとレイテンシをなくします。
シンプルなアーキテクチャーと視認性の常時確保により、動作停止を削減し平均復旧時間 (MTTR) を短縮します。
複数のアプライアンスに置き換わることで、コストや複雑さが低減すると同時に、セキュリティも向上します。
Pensando DSPは、サーバーあたりのネットワークサービスとセキュリティサービスの合計コストを削減できます。