HPE XP7 Gen2 14TB Upgrade Flash Module Device

業界をリードするパフォーマンスを支えるのがHPE XP7に固有のフラッシュモジュールデバイス (FMD) で、最高レベルのストレージパフォーマンスを必要とするお客様向けに設計されています。
64 FMDのみを使用するXP7構成では、96msの応答時間で200万IOPSという高いSPC-1ベンチマークが達成されています。
インラインハードウェア圧縮は、パフォーマンスの低下を引き起こすことなく2:1以上の圧縮率を実現し、FMDあたりの密度を14TBに向上させます。
HPE XP7 Gen2 FMDは最高レベルのフラッシュメディアで、XP7 Gen2 FMDを使用すると、ミリ秒未満の応答時間で300万超という高いIOPSに加えて、2:1以上の圧縮率による節減効果も得られます。
これらのメリットのすべてが従来型のSSDメディアよりも低いビットコストで提供されます。

FMD独自のフォームファクターは、非常に高い帯域幅による実フラッシュデバイスへの接続を可能にします。 そのため「標準ディスクスロット」の帯域幅にしかアクセスできないSSDとは異なり、FMDのフルスピードが引き出されます。
カスタムASICコントローラーには高性能の圧縮エンジンが搭載されており、オーバーヘッドを伴うことなくインラインハードウェア圧縮を実現します。
圧縮アルゴリズムは常時オンのLZ77派生アルゴリズム (スライディングウィンドウ方式) で、リアルタイム圧縮を可能にします。 この圧縮エンジンはすべてのGen2 FMDデバイスに搭載されており、卓越した拡張性とパフォーマンスを実現します。
ハウスキーピングタスクや書き込み頻度の高いワークロードの実行中は、I/O性能の低下が観測されます。 FMDはI/Oパスからハウスキーピングタスクを排除することにより、この問題を解消しています。
フラッシュコントローラーは書き込み、消去、および更新の回数を監視しており、フラッシュメモリセルの劣化ペースをバランス調整することで、これらの処理の不均衡を緩和します。 この仕組みはフラッシュの有効耐用年数の向上に役立ちます。

FMD独自のフォームファクターにより、回転メディアの設置面積で、制約のない容量/密度を実現できます。 FMDは自己完結型のコントローラーボードで、現時点では1.7TB、3.5TB、7TB、および14TBの製品を利用可能です。
圧縮および重複排除機能はストレージ効率を大幅に改善します。
クアッドコアコントローラー内に圧縮エンジンを組み込んだ、高密度で手頃な価格のフラッシュデバイスです。

今日のGen2 FMDは常時オンの圧縮機能を備えたデバイスであり、 この機能により非常に低いGb単価が実現されています。 これらのデバイスで達成可能な最大圧縮率は、アプリケーションによって異なります。
HDD並みの価格で提供される、インラインハードウェア圧縮機能を備えたフラッシュデバイスです。