HPE Alletra Storage Server 4110 20SFF CTOシステム

高性能が求められるデータストレージ集約型のワークロードおよびデータ主導イニシアチブでの成果向上を目的として設計されたHPE Alletra Storage Server 4110は、展開しやすい高密度の1Uフォームファクターでデータスループット、データ処理、データ容量を向上できます。
左右対称のシステムアーキテクチャーで卓越したスループットを提供します。最大62.5GB/s (500Gbps) のネットワーク帯域幅でシステムに読み込み、最大64GT/sの速度でシステム内をデータ転送し、最大315GB/sのPCIe Gen5帯域幅でオールNVMeのSSDに書き込みます。
前面から操作できる最大20台の次世代Enterprise and Data Center SSD Form Factor (EDSFF) またはSmall Form Factor (SFF) NVMe SSDを収納でき、合計300TB以上を標準ラックサイズの超高密度1Uフォームファクターで実現します。
第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー2基で合計最大96コアとし、1秒間に何兆もの演算を処理できるGPUまたはFPGAアクセラレータ、および速度4800MT/sまたは5600MT/sのDDR5メモリを最大4TBサポートして、データの価値を迅速に引き出すことができます。

シリコンからソフトウェアまで、また工場からクラウドまで、HPE Alletra Storage Sever 4110はゼロトラストセキュリティを徹底的に追求して設計されており、ますます高度化する危険な脅威から、お客様、組織、データを守ります。
物理的ベゼルロック、論理的コンフィギュレーションロック、セキュアブート、FIPS 140-2自己暗号化ドライブ (SED)、および媒体のデータ抹消処理 (サニタイズ) に関するNISTガイドラインを順守した完全消去によって、インフラストラクチャが寿命で廃止されるまでのライフサイクル全体を通じてデータを保護します。
HPE Integrated Lights Out 6 (iLO 6) は、サーバーのファームウェアの保護から、指定したストレージやネットワークコントローラーのファームウェアの保護まで、Hardware Root of Trustの対象としています。DMTF Security Protection Data Modelをサポートし、証明書ベースのコントローラー認証を提供しています。
5要素認証モデルに含まれるTrusted Platform ModuleとIdevIDを内蔵し、HPE GreenLakeクラウドプラットフォームとデバイスを安全に接続すると同時に、中にある顧客データをAES-256暗号化で安全に守ります。

HPE Alletra Storage Server 4110では、データインフラストラクチャ運用をクラウドエクスペリエンスで簡素化し変革できます。購入する場合でもas a serviceで消費する場合でも、直感的なフリート管理SaaSと豊富なREST APIを通じて監視および運用できます。
サーバーベースのデータインフラストラクチャを所有し維持する形態から、HPE GreenLakeを通じてシンプルにas a serviceで消費する形態に移行すれば、財政および人材のリソースに余裕が生まれ、データ主導イニシアチブのさまざまな面で弾みがつきます。
デフォルトオプションのHPE GreenLake for Compute Ops Managementは、HPE Alletra Storage Server 4000製品群全体にわたってヘルスステータスやファームウェア管理などをセルフサービスでも自動でも監視し運用できる一元的コンソールを提供します。
DMTF Redfish APIを拡大し、タスクや大量のアクションをプログラムにより管理したり自動化したりすることで、リスクを削減すると同時に、特に大規模かつ地理的に分散している限られたITリソースへの需要を抑えます。