HPE SN8500C 48ポート32Gbファイバーチャネル ダイレクターモジュール

HPEストレージダイレクタースイッチCシリーズSN8700Cでは、少数かつ大規模で管理が容易なSANにデータ資産を簡単に統合して、ハードウェア設置面積および関連するCAPEXとOPEXを削減できます。
単一のシャーシで最大48テラビット/秒 (Tb/s) のFCシステム帯域幅と768個 (16スロット)、384個 (8スロット)、または192個 (4スロット) の16/32/64Gb/sを実現します。
48ポートの32Gbps FCスイッチモジュールまたは48ポートの64Gbps FCスイッチモジュールは既存のHPEストレージダイレクタースイッチCシリーズSN8700Cに簡単に挿入できるため、現在16/32Gbpsの環境を使用しているお客様は、主要な機器をアップグレードすることなく、32/64Gbpsの速度に透過的に移行することができます。
シャーシ内の各ポートに対し、あらゆる状況のトラフィックにおいて回線速度のノンブロッキングかつ予測可能なパフォーマンスを提供しており、最大64Gbpsまで速度を向上させることができます。
また、vSANテクノロジー、ハードウェアベースのインテリジェントフレーム処理のアクセス制御リスト (ACL)、ファブリック全体のサービス品質 (QoS) により、分散したSAN環境からエンタープライズ規模のストレージネットワークへの移行が可能になります。

HPEストレージダイレクタースイッチCシリーズSN8700Cは、ファブリックカード、スーパーバイザー、電源装置などの完全冗長のコンポーネントを提供します。
電源装置でグリッド冗長性を実現し、1+1冗長スーパーバイザーを提供します。
HPEストレージダイレクタースイッチCシリーズSN8700Cを使用すれば、Fabric-3モジュールを追加することにより、パフォーマンスを損なうことなくファブリックでN+1の冗長性を実現できます。
ポートチャネル機能により、最大16の物理リンクを1つの論理バンドルに統合できます。バンドルは、シャーシ内の速度が一致するすべてのポートで構成できるため、ポートやモジュールで障害が発生した場合でも、バンドルをアクティブ状態に保つことができます。
卓越した可用性により、今日の最も要求の厳しい環境における最大のアップタイム要件を確実に満たすことができます。

HPEストレージダイレクタースイッチCシリーズSN8700Cは、スイッチ間リンク (ISL) 診断とホストバスアダプター (HBA) 診断、読み取り診断パラメーター、リンクケーブルビーコンなどの強化された診断機能、およびHBAポートによる前方誤り訂正 (FEC) などの高度な信頼性機能をサポートしています。
Cisco Nexus Dashboard Fabric Controller (NDFC、以前のDCNM) には、スイッチとファブリックの管理を簡素化するタスクベースのウィザードと一元管理ツールが用意されています。高度な追加機能は、別売りのAdvantageおよびPremier Subscriptionライセンスにより利用できます。
リリース12.0.1a以降、Cisco Data Center Network Manager (DCNM) はCisco Nexus Dashboard Fabric Controller (NDFC) に名称が変更されています。
Cisco SAN Insightsにより、コンピュートおよびストレージインフラストラクチャ間のI/Oトラフィックの詳細な可視性を実現します。この情報に加えて、個別のポート、スイッチ、サーバー、仮想マシン、ストレージアレイで取得した、すでに利用されている可視性があります。

HPEストレージダイレクタースイッチCシリーズSN8700Cは、この次世代ハードウェアプラットフォームに組み込まれている最先端のSAN分析機能およびテレメトリ機能を提供します。
I/Oフローのインスペクションにより、ストレージアレイ、サーバー、またはオペレーティングシステムのアーキテクチャーやベンダーを問わず、インフラストラクチャの統合ビューを実現します。
フレームヘッダーのインスペクションによって抽出されたテレメトリデータは、基板上 (ダイレクターモジュール内) で業界をリードするオープンフォーマットを使用して計算され、すべての分析-可視化プラットフォームにストリーミングすることができます。
Nexus Dashboard Fabric Controller (NDFC) の高度な機能を使用することで、SAN分析を統合し、可視化することができます。