HPE StoreEver MSL6480テープライブラリ 拡張モジュール (0ドライブモデル)

お客様の要件に合わせてシームレスに拡張できる単一のソリューションで初期投資を保護する、HPE StoreEver MSL6480テープライブラリは、短期と長期両方の保存のニーズに容易に対応し、想定外の増大、サービス、または変化にも対処可能です。
HPE StoreEver MSL6480テープライブラリは、要件の増大に合わせた支払いが可能なスケールアウトアーキテクチャーを搭載しており、新しいモジュールを追加するだけで容量を増やしてパフォーマンスを向上させることができるため、まったく新しいライブラリに投資する必要がありません。必要に応じて、中断を伴うことなく迅速にアップグレードを実行できます。
カートリッジスロットを80個から560個まで垂直に拡張し、単一の19インチラックで最大8.4PB ^[1]を格納できます。さらに、1～42台のLTO-8、LTO-7、LTO-6、LTO-5ハーフハイトSASまたはFCドライブを追加することにより、最高60.4TB/時 ^[1]の転送速度が実現します。
取り付けた拡張モジュールは、簡単に構成したり取り外したりできるため管理が容易です。HPE MSL6480には、タッチ式のオペレーターコントロールパネルが装備されており、ウィザードに従って取り付けや構成をスムーズに行えます。
HPE StoreEver MSLテープライブラリでは、標準のバーコードリーダーと構成可能な10スロットのリムーバブルマガジンにより、テープライブラリの内外でメディアを簡単に管理できます。

HPE StoreEver MSL6480テープライブラリでは、データ保護機能とアーカイブ機能の自動化、統合、および簡素化によってスタッフの介入とエラーが減り、リソースが解放されることで費用対効果が大きく向上します。
HPE独自のWebベースのリモート管理および診断ツールにより、管理者は室内だけでなく、世界中のあらゆる場所からライブラリを管理、構成、使用することが可能です。
HPE TapeAssure Advancedソフトウェアにより、管理者は、ライブラリ、ドライブ、メディアの使用率、パフォーマンス、耐用年数、および稼働状況をプロアクティブかつインテリジェントに監視できます。
HPE TapeAssure Advancedソフトウェアは、想定外のバックアップに伴うダウンタイムを削減するとともに、ハードウェア障害のリスクを軽減し、資産の使用率を高めて投資収益率を向上させるよう設計された、包括的なテープ分析インフラストラクチャを提供します。

HPE StoreEver MSL6480テープライブラリは、ラックスペース1Uあたり13個のカートリッジスロット、または最大390TB (LTO-8ドライブ使用時) を提供します。ミッドレンジテープライブラリで最高となるモジュールあたりのテープドライブ密度を実現する一方、お客様のさまざまなビジネスに対応する柔軟なオプションも用意されています。
HPE MSL6480テープライブラリは、拡張可能な単一のライブラリで80スロットから560スロットまで拡張できるため、ストレージ要件が増大しても完全な置き換えは必要ありません。
HPE MSL6480テープライブラリでは、HPE MSL2024またはHPE MSL4048テープドライブキャニスターを再利用できるため、投資保護に優れています。
さらに、パーティション機能を利用すれば、パーティションした各ライブラリをライブラリ内の他のパーティションとは分離した単独のライブラリとしてホストに提供することができます。

複数のセキュリティ暗号化機能でライブラリ内、エクスポート後、およびオフサイトのデータを保護できます。また、KMIP準拠の暗号キーサーバーをサポートしており、中小企業向けの低コストのセキュリティソリューションを選択することも、大企業向けの暗号化オプションを利用することも可能です。
メディアは標準的な環境条件下で30年の保管寿命を持つため、信頼性の高い長期間のデータアーカイブが可能です。ディザスタリカバリにおいては、堅牢なLTOカートリッジを簡単にオフサイトに移送できます。また、WORMメディアを使用して誤った操作による上書きを防止できます。
高可用性パスフェイルオーバー機能は、ホストドライバーとライブラリおよびドライブファームウェアを使用して、複数のSANにわたる複数のパスを管理するとともに、アプリケーションへの単一のドライブパスまたはロボットパスを提供し、元のパスが失われた場合は新しいパスにコマンドを自動転送します。
HPE MSL6480テープライブラリでは、HPE Data Verificationソフトウェアを使用してアクセス頻度の低いLTOテープをスキャンし、データの品質とメディアの稼働状況を監視することでデータリストアの信頼性を高めることができます。