HPE Networking Comwareスイッチ 48p 10/100/1000BASE-T 4p SFP+ 1G/10G TAA準拠 5520 HI

HPE Networking Comwareスイッチシリーズ 5520 HIは、中規模および大規模エンタープライズネットワークに優れた処理能力、サイズの大きいMACテーブル、およびLongest Prefix Match (LPM) を提供し、マルチパス機能を実現することで、ネットワークのパフォーマンスと拡張性を向上させます。
ノンブロッキングアーキテクチャーにより、ワイヤースピードで最大336Gbpsのスイッチングと最大180Mppsのスループットを実現できます。
ルーティング環境で同じコストのリンクを複数利用できるようにしてリンクの冗長性を高めて帯域幅を拡大する、Equal-Cost Multipath機能をサポートしています。

HPE Networking Comwareスイッチシリーズ 5520 HIでは、Intelligent Resilient Framework (IFR) によって最大9個の物理スイッチを1つの論理デバイスに仮想化できるため、よりシンプルかつアジャイルでフラットなネットワークの構築が可能になります。
一般的な大規模エンタープライズネットワーク向けに、卓越した耐障害性、セキュリティ、およびマルチサービスサポート機能を提供します。OAM、RRPP、BFD、マルチレベルQoS、MPLS、VPLSなどの先端テクノロジーがサポートされています。
ホットスワップ対応のデュアル冗長電源が動的ネットワークの稼働を維持し、電力を必要とするカメラ、電話、ワイヤレスアクセスポイントへの最大1440WのPoE+給電を実現します。
2台のルーターを組み合わせて相互のバックアップを動的に行うことで可用性の高い転送環境を構築できる、Virtual Router Redundancy Protocol (VRRP) をサポートしています。
Virtual Extensible LAN (VXLAN) とEthernet VPN (EVPN) により、既存ネットワークへの統合がより柔軟に行えるようになり、基盤となるネットワークを再設計することなく拡張性を向上させるとともに、セキュリティを強化して攻撃を回避し、特にスパイン/リーフアーキテクチャーにおけるパフォーマンスを向上させることができます。

5520 HIシリーズは、レイヤー2とレイヤー3の情報に基づく複数のマッチング基準を使用してトラフィックをグループ化する、高度な分類子ベースのQoSをサポートするとともに、ポート、VLAN、またはスイッチ全体の特定のトラフィックに優先度設定やレート制限などのQoSポリシーを適用します。
Strict Priority (SP) Queuing、Weighted Round Robin (WRR)、Weighted Fair Queueing (WFQ)、Weighted Random Early Detection (WRED)、Weighted Deficit Round Robin (WDRR)、SP+WDRR、およびSP+WFQにより、広範囲にわたるトラフィックの優先順位付けを行います。
ブロードキャスト制御、およびブロードキャストのトラフィックレート制限により、不要なネットワークトラフィックを削減できます。

5520 HIは、デバイスのセキュリティとポリシー主導のアプリケーション認証を強化するために、802.1XやMAC認証および暗号化などの柔軟な認証方式をサポートしています。ユーザー単位のアクセス制御リスト (ACL) でID主導のセキュリティとアクセス制御を実現します。
動的なARP保護と不正なホストからのブロードキャストをブロックするARP検出やARPパケット妥当性確認などの機能により、ネットワークデータのイーブスドロップや盗難を防ぎます。
End User Admission Domination (EAD) の統合セキュリティポリシー、ネットワークアクセス制御、およびアクセス権制御ポリシーを活用して包括的な統合セキュリティシステムを実現するHPE Intelligent Management Center (IMC) により、セキュリティポリシー管理とネットワーク保護が一元化されます。
WebベースのGUIで運用を簡素化しながら、追加費用なしで一元管理を実現できる組み込み型のネットワーク管理ツールである、SmartMCをサポートしています。構成バックアップ、ソフトウェアバージョン管理、シームレスなスイッチ交換などの機能を提供します。